midjourney アスペクト比: クリスマスカードには何を使う?
要約
5x7インチのクリスマスカードに合う midjourney アスペクト比は `--ar 5:7` です。4x6のフラットカードは `--ar 2:3`、正方形は `--ar 1:1` です。Midjourneyは小数を受け付けないため、4.25x5.5インチのA2カードは `--ar 17:22` になります。印刷所が求めるなら片側0.125インチの塗り足しを加え、必要な高さより少し多めに生成し、先にアップスケールしてからトリムサイズに切り抜いてください。1792x2688ピクセルの2:3画像を5:7に切り抜いても、約358ppiで印刷できます。
クリスマスカード向けの midjourney アスペクト比は、用途のサイズで決まります。5x7インチの縦長カードなら --ar 5:7、4x6インチのフラットカードなら --ar 2:3、正方形なら既定の --ar 1:1 です。Midjourneyは小数を受け付けないため、4.25x5.5インチのA2カードは --ar 17:22 になります。比率はプロンプトの末尾に半角スペースを空けて書き、絵に惚れ込む前に形を確認してください。
紙には決まった形があります。間違った比率で描かれたカードは、他人のソフトウェアに切り取られてしまいます。その切り取り方は、あなたが決めてください。
郵送するカードに合う --ar の値はどれか
Midjourneyの画像は最初は正方形で生成されます。--ar パラメータ(--aspect と同じ意味)は、幅と高さの比を変えます。整数2つをコロンで区切り、幅を先に書きます。公式のアスペクト比のドキュメントは短く、一度読んでおく価値があります。特に小数が使えないという点が大事で、1.39:1 ではなく 139:100 と書きます。
カードにはいくつかのサイズがあります。印刷所がほぼ必ず求める0.125インチの塗り足し(ブリード)の有無で、比率は次のように変わります。
5x7 縦長: トリム後は
--ar 5:7、塗り足し込みは--ar 21:297x5 横長: トリム後は
--ar 7:5、塗り足し込みは--ar 29:214x6 フラットカード: トリム後は
--ar 2:3、塗り足し込みは--ar 17:25A2、4.25x5.5インチ: トリム後は
--ar 17:22、塗り足し込みは--ar 18:235x5 正方形:
--ar 1:1、塗り足しの有無は関係ありません
多くの人が飛ばしてしまうのが塗り足しの数字ですが、カードを救うのはこの数字です。印刷所は印刷後に裁断するため、刃が校正紙どおりの位置に入るとは限りません。絵が断ち落としの線でぴたりと止まっていると、数枚に一枚は端に白い細い線が出ます。片側0.125インチはみ出させておけば、誰も気づきません。
5x7は、モデルにとって「きれいな」比率ではありません。3:4と2:3の間にあり、Midjourneyは出力を16ピクセルの格子に合わせるため、実際の形は少しずれます。郵送するカードなら、それはほぼ見えません。この点は後で詳しく扱います。

最終比率で生成するか、後から切り抜くか?
どちらも使えます。構図がどれだけ大事かによって選んでください。
シンプルな場面、たとえば雪の中の小屋や並んだトウヒの木なら、最終比率をそのまま指定して構いません。モデルはフレームに合わせて構図を組むため、--ar 5:7 と書けば、小屋は5:7の枠が求める位置に置かれます。最初から本当の比率を指定する一番の理由はこれです。
人物、文字を入れる余白、気になる地平線などがあるなら、必要な高さより一段階多めに生成して切り抜いてください。2:3で生成して5:7に切り抜くと、失われるのは高さの約6.7%だけで、横幅は一切失われません。切り取り位置を上下に動かす余地が残るので、尾根や屋根の線が縁の近くにあるときに効いてきます。
私たちの考えでは、手書きの一言を入れる余白があるカードは、いつも縦に多めに生成するべきです。下の5分の1は静かに(雪、テーブル、何もない空など)保ち、そのこともプロンプトに書いてください。「下3分の1は何もない雪原」という一文で十分効果があり、混み合った下端を後から直そうとするより、はるかに確実です。
描いたカードが指定した比率から少しずれるのはなぜか
Midjourneyは、入力した形をそのまま返すとは限りません。Prompt Architectsのリファレンスは、2026年8月にMidjourneyの公式ドキュメントと照合されたもので、出力が16ピクセルの格子に乗ることを指摘しています。そのため4:3や16:9は約0.4%ずれます。ずれずに残るのは、約分した形がすでにその格子に乗る比率だけで、1:1と2:3がこれに当たります。
そのため、縦長カードでは2:3が最も安全で、私たちがまず使う比率です。現在のV8.2の標準解像度では、2:3の画像は896x1344ピクセル、アップスケールかHDにすると1792x2688ピクセルになります。Midjourneyは一部の比率しかピクセル数を公表していないため、5:7や17:22の数字を正確に示すことはできません。確実に分かる方法は、テスト生成を一度行って寸法を確認することです。
文字を一つも間違えなくても、違う形になる道がもう一つあります。Midjourneyは、設定パネルのImagineバーの横に既定のアスペクト比を保存できます。それは --ar を省いたすべての今後のプロンプトに適用されます。先週の4x6カードのために2:3に設定して忘れていたら、今週の正方形のオーナメントタグが縦長で出てきてしまいます。比率が思うように動かないときは、プロンプトを書き直す前にこのパネルを確認してください。使っているバージョンも確認しましょう。古いモデルはすべての比率に対応していません。V6、V7、V8.2は広い範囲を扱えますが、旧V4は1:2から2:1までに限られます。このページで引っかかることはありませんが、古いプロンプトをコピーしている人は引っかかるかもしれません。
ここで大事なのは、切り抜きを意図的に行うことです。--ar 5:7 が正確に5:7を返すと信じて、固定テンプレートにそのままファイルを入れると問題が起きます。数ピクセルの調整は想定しておき、完璧さは期待しないでください。
印刷に必要なピクセル数はどれくらいか
トリム後のサイズで1インチあたり約300ピクセル(300ppi)あれば十分です。5x7カードなら1500x2100ピクセル、4x6カードなら1200x1800ピクセルが目安になります。
アップスケールした2:3の画像1792x2688を5:7に切り抜くと、横は1792ピクセルのまま、縦は約2509ピクセルが残ります。5x7で約358ppiになり、余裕のある数字です。標準解像度の896x1344ピクセルだと、5x7で約180ppiになります。スマートフォンで見る分には問題ありませんが、300gsmの紙に印刷すると、紙の粗さがそのまま見えてしまいます。
違いは300gsmで分かります。空の水彩のにじみは両方の解像度で滑らかに見えます。しかし松葉、窓枠の桟、雪の結晶などの細部は180ppiではぼやけます。印刷所に出すなら、先にアップスケールしてから切り抜いてください。

画像を作った後で形を直せるか
はい。思っているよりも融通が利きます。Midjourneyには三つの方法があり、いずれもキャンバスを切り取るのではなく、広げる方式です。
midjourney.comのエディターには、プリセットの比率と任意の比率を入力できる「Move / Resize」パネルがあります。5:7のような任意の形を入力できるのは、この方法だけです。Panはキャンバスを一方向に広げ、新しい空や雪を周囲に合わせて描きます。カスタムズーム値を1にしたZoom Outは、ズームせずに --ar だけを変えます。被写体はすでに合っていて、枠だけが違うときに便利な方法です。
一つ罠があります。HD画像でPan、Zoom Out、Vary Regionを行うと、標準解像度に戻ってしまいます。枠を直すなら、最終的なアップスケールの前に行ってください。画面では問題なく見えるので、柔らかさが分かるのは校正紙が手元に届いたときになります。
キャンバスを広げることにも、正直な限界があります。新しく加わる部分は復元されるのではなく生成されるため、元の枠の端に立っていた人物の腕が一本増えることもあります。家族の肖像は切り抜き、風景や小屋は広げる、というのが目安です。
クリスマスカードに向かない比率
約3:1より広い比率は避けてください。Midjourneyのドキュメントは、極端に横長や縦長の比率を実験的と位置付けています。バージョン表の上限は14:1で、HDをオンにすると4:1に下がります。それでも、郵送するカードがパノラマになることはまずありません。14:1の画像はカードではなくバナーです。
カードに --ar 16:9 も使わないでください。これは動画の形で、7:5に切り抜くと横幅の5分の1以上を捨てることになります。横長のカードが欲しいなら、7:5か4:3を指定し、少しだけ切り抜いてください。
広い比率の実験でもHDは避けましょう。HDをオンにすると、ドキュメント上の上限が14:1から4:1に下がるため、標準解像度では描けたガーランド風の細長い画像が、HDに切り替えた途端に失敗することがあります。カードの比率の範囲内で作業していれば、この問題は起きません。これもカードの比率を守るべき理由の一つです。
プロンプトライブラリから他人の --ar をコピーする習慣もやめましょう。表紙用に2:3で書かれたプロンプトは、被写体が縦長の枠の中央に置かれます。それを横長のカードに移すと、左右に雪原が広がるだけになってしまいます。比率はプロンプトを流し込む器ではありません。プロンプトと枠が一致している必要があります。
一つだけ手間をかける価値があるのは、テスト生成を一組行うことです。Midjourneyにはパーミュテーションがあるので、雪の小屋、水彩、下3分の1は静か --ar {1:1, 2:3, 5:7, 7:5} のような一行で、四つのジョブが同時に走ります。並べて見比べれば、正しい形は自然に決まります。
計算を一切したくない場合は?
もっともな疑問です。比率の計算は一度覚えれば済みますが、それでも手間は手間です。20枚のカードを郵送したいだけで、17:22が何を意味するかを覚えたくない人は多いはずです。
Canvaは標準サイズのカードテンプレートから始められます。Adobe Fireflyは、比率を入力する代わりにメニューから形を選べます。どちらも制御と引き換えに手軽さを得る方法です。目的が水彩で描いた家族写真をカードとして印刷することなら、専用のツールを使えば比率の問題そのものを飛ばせます。

印刷する前に
この順番で進めれば、思い描いたとおりのカードになります。
まず、プロンプトを書く前に仕上がりのサイズを決めます。次に、印刷所が求めるなら塗り足しを含めて、整数の比率に変換します。三つめに、必要な高さより多めに生成し、下の5分の1を静かに保ったままアップスケールします。四つめは切り抜きで、トリムサイズに合わせて行ってください。順番を逆にしないことが大切です。最後に、実際の用紙で校正を一枚出しましょう。0.125インチの紙は、画面のどんな表示よりも多くを教えてくれます。
私たちが参考にしたのは、人が手元に残したカードであり、捨てられたカードではありません。手元に残るカードは、切り抜きが巧みなものであることはほとんどありません。絵が額縁の中に心地よく収まり、下には署名の余白がある、そういうカードです。比率を正しく決めたら、あとは絵に任せてください。